松江大橋北詰を東西に延びる京店商店街は300年以上の歴史を持ち、周辺に国宝松江城や旧日銀松江支店(現カラコロ工房)があることなどから、観光客の流入も多い。その名の由来は、1724(享保9)年、藩主松平宣維のもとに公家の息女岩姫が降嫁した折りに、京都の三条通りに模して小庇の長い京風の景観を整えて姫を慰めたことにあるという。 その後は北前船の寄港地として栄え、明治になってからはラフカディオ・ハーンの宿となった富田旅館や織原邸が近隣にあった。商店街がイベント等で使用する「カラコロ」は、ハーンが大橋を下駄で渡った音になぞらえたものだという。 通りにはさまざまな品を扱う老舗店のほか飲食店も多く、夜の時間帯も来街客で賑わっている。 1963(昭和38)年にはアーケードが設置されたが、1991(平成3)年にはすべて撤去された。併せて電線の地中化や街区のモール化、さらに石畳による道路の美装化、個店のファサード整備、カラコロ広場の設置などの環境整備が行われ現在に至っている。 以前の職場が近くにあり、京店は私の通勤路の一部となっていた。早朝や夕方に通ることが多かったが、今回は白昼に京店や隣接する茶町、片原町界隈をGR片手にあてもなく彷徨ってみた。※ 以下のオンラインフリップブックでは、約70ページのフォトブックとして、印刷物のようにページをめくりながらご覧いただけます。パソコンやタブレットでは見開きでのフルスクリーン表示も可能です。%3Ciframe%20allowfullscreen%3D%22allowfullscreen%22%20allow%3D%22clipboard-write%22%20scrolling%3D%22no%22%20class%3D%22fp-iframe%22%20src%3D%22https%3A%2F%2Fheyzine.com%2Fflip-book%2F9171f3917b.html%22%20style%3D%22border%3A%201px%20solid%20lightgray%3B%20width%3A%20100%25%3B%20height%3A%20101%25%3B%22%3E%3C%2Fiframe%3E京店通りに面したマンション脇の路地。正面に旧日銀の建物が見える。かつてここに建っていた町屋の痕跡がくっきりと壁面に残る。毎朝職場への道すがらに眺めた光景。RICOH GRlllx 26mm F2.8, Adobe Lightroom Classic, Photoshop, InDesign